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ポイント・マイルは相続できる?ANA・JALと共通ポイントの違い

航空マイルやポイントは、サービスごとに死亡時の扱いが違います。ANA・JALは法定相続人へのマイル相続制度がある一方、共通ポイントは規約が異なります。期限と確認方法を整理します。

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預金や株式と違い、ポイントやマイルは「どのサービスでも同じ相続ルール」ではありません。

法定相続人へ正式に引き継げるサービスもあれば、死亡によって会員資格が終了し、ポイントの移行を前提としていないサービスもあります。

そのため、「ポイントは相続できない」「マイルなら全部相続できる」と一括りにしないことが大切です。

ここでは、公式に相続制度を案内しているANA・JALを中心に、共通ポイントとの違いを見ていきます。

ANAマイルは相続できる。ただし180日に注意

ANAマイレージクラブは、会員が死亡した場合、口座に残っている有効なマイルを法定相続人へ相続できる制度を案内しています。

特に注意したいのが期限です。

ANAの公式案内では、死亡日から180日以内に必要書類がすべてそろった状態で申請することが条件になっています。

相続人がANAマイレージクラブ会員でなければ、先に入会してお客様番号を取得する必要があります。

また、ANAは代理申請を受け付けず、マイルの分割相続も行わないと案内しています。複数の法定相続人がいる場合は、誰がマイルを引き継ぐのか家族間で整理してから申請する必要があります。

必要書類としては、死亡日と続柄を確認できる戸籍謄本・法定相続情報一覧図などのコピーと、相続する人の本人確認書類などが案内されています。

なお、ANA Pay残高についても、法定相続人向けの別の相続手続きが用意されています。

JALマイルにも相続手続きがある

JALマイレージバンクも、会員が死亡した場合、法定相続人が所定の手続きで有効なマイルを相続できると規約・公式案内に明記しています。

手続きでは、合意書・退会届と、死亡・続柄を確認できる戸籍等を郵送します。相続する法定相続人がJMB会員でない場合は、先に入会してお得意様番号を用意します。

JALの公式案内では、必要書類を投函した時点で有効なマイルが相続対象となり、相続されたマイルの有効期限は手続き完了日の36カ月後の月末までとされています。

有効なe JALポイントも相続対象となり、手続き後の有効期限について別途案内されています。

クレジット機能付きJALカードを持っていた場合は、マイレージの手続きとは別にJALカードの退会が必要です。

ANAとJALでもルールは同じではない

同じ航空マイルでも違いがあります。

項目 ANA JAL
法定相続人へのマイル相続 可能 可能
相続人側の会員登録 必要 必要
主な申請方法 郵送 郵送
死亡からの明示的な申請期限 180日以内 ANAと同じ180日期限の記載は公式案内上なし
クレジットカード カード会社へ別途退会 JALカードを先に退会する案内あり

このように、似たサービスでも期限・提出書類・順番が違います。

「前にANAで手続きしたからJALも同じだろう」と考えず、その時点の公式ページを確認してください。

共通ポイントはさらにルールが違う

スーパー、コンビニ、通信、通販などの共通ポイントでは、航空マイルのような法定相続人向け移行制度がないものもあります。

たとえばdポイントクラブの2026年7月1日現在の会員規約では、会員に相続事由が生じた場合を会員資格の喪失事由の一つとして規定し、ポイントの取扱いは同条第1号の取扱いに準じるとしています。

一方で、dポイントは対象回線契約やdアカウントの有無によって会員資格・ポイントの取扱いに関する規定が細かく分かれています。航空マイルのように「法定相続人のマイル口座へ移す」という単純な制度ではありません。

故人のdポイントがある場合は、家族が故人としてログインして使うのではなく、ドコモへ死亡時の会員・回線手続きと合わせて確認する方が安全です。

楽天ポイント、Ponta、その他のポイントについても、規約やサービス統合によってルールが変わります。この記事では「ポイント一般は相続できる/できない」と断定しません。

本人のアカウントで使い切るのは避ける

IDとパスワードが分かると、死亡後に家族がログインしてポイントやマイルを使ってしまいたくなるかもしれません。

しかし、各サービスは本人認証を前提にしています。相続制度が用意されているなら、正規の相続手続きで移す方が後から説明しやすくなります。

クレジットカード一体型の会員サービスでは、カードの未払い・家族カード・年会費等も別に処理する必要があります。

見落としやすい「会員サービス」を探す

ポイント・マイルの存在そのものを家族が知らない場合もあります。

次のようなものを確認してください。

  • 航空会社の会員カードや郵便物
  • クレジットカードの券面
  • 旅行予約のメール
  • ポイント残高のお知らせメール
  • スマートフォンの会員アプリ
  • 通販・携帯電話の契約書類

AfterKeyでは、クレジットカードや会員権・メンバーシップの死亡時手続きも整理しています。

金額が小さくても、期限だけは先に確認する

ポイントやマイルは、預金に比べれば後回しにされがちです。

ただ、ANAの180日のように、相続手続きに明示的な受付期限が設定されているサービスがあります。旅行好きだった方や、仕事で飛行機をよく利用していた方では、数万〜数十万マイル残っていることもあります。

遺産分割の細部が決まっていなくても、まずは残高の存在と申請期限を公式窓口に確認しておくのがおすすめです。

公式情報・確認先

この記事は2026年8月27日時点の公式情報を確認して作成しています。ポイント・マイルの規約は変更されることがあるため、申請時に最新規約を確認してください。

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